ラシュミ・サーデシュパンデ(著)、神田由布子(訳)、亜紀書房, 2022。
世界には、悪いことばかりではなくて、よいこと、すてきなこともたくさん起きています。
バッド・ニュースの激流に翻弄されていると、知らない間に、
わたしたちはこころの活力を失い、ニヒリズムやシニシズムこそが
おとなのとるべき態度のように思いこんでしまうものです。
この著作は、こどものために編まれていますが、
おとなたちにとってこそ、必要な本なのではないかとも思いました。
光と闇の存在は、もちろん、両方とも、まずは受け入れる必要があるでしょう。
立体的に、この社会を見つめていきましょう。