2023-01

本と出合う

『顔のない遭難者たち 地中海に沈む移民・難民の「尊厳」』

クリスティーナ・カッターネオ著(晶文社, 2022) すばらしい著作に、勇気をいただきました。 「あの人たちの死」を「私達の死」として距離を縮めて悼む身構えに、 ただただ共感と賛同の意を表したいと思います。 ドイツ...
えふえむ草津プロジェクト

2023年、初のFM草津収録作業

(執筆担当:森本将吾) こんにちは! 近藤ゼミ、現4回生の森本将吾です。 1月23日、新年はじめての えふえむ草津のラジオ収録を行いました。 今回、ゼミ生は4回生ばかり3名でのぞみました。 後藤那月さんと中末...
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『苦海浄土 わが水俣病』

石牟礼道子(講談社, 2004) いまから、30年ほどまえに、 原田正純先生の「水俣病」(岩波新書)を読んで 「専門家」とは何かを考えるようになりました。 大学時代に水俣を訪問し、天草諸島なども視察し、 この...
えふえむ草津プロジェクト

えふえむ草津 第137回・第138回

えふえむ草津「HappyBOUSAi」の収録をしてきました。 2023年2月放送分です。 1本は、「RADWIMPSと3.11」。トークシリーズ第三弾です。 予想通り、中身の濃ゆい回になりました。 そしてもう1本は...
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『ゼロからの資本論』

斎藤幸平(NHK出版, 2023) さっそく読みました。 雪で遅延した電車のなかで読み終えました。 示唆に富んでいますね。良著だと感じました。 学生のみなさんにも、いちど読んでほしいと思いました。  P.21...
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『ミシェル・フーコー 権力の言いなりにならない生き方』

箱田 徹・著(講談社, 2022) 司牧権力の示唆が、あらためて重要。 群れ全体の安全を考慮しながら、個々の状態に配視する。 ホモ・エコノミクスを「ひとり企業家」と読み替えたあたりも チェックを入れました。資本主義...
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『シン・危機管理 企業が“想定外”の時代を生き抜くには!?』

根来 諭(みらいパブリッシング, 2023) 献本いただきましたので、さっそく拝読しました。 本書は3部構成になっていますが、 その最終盤、「第3部 危機管理の未来」が真骨頂なんですね。 DXやAIのくだりだけで、...
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『ウクライナ戦争』

小泉 悠(筑摩書房, 2022) おそらく学生の諸君は、この本を読んだときに、 ネットニュース追いかけているかぎり、こんなことはおおよそ「知っている」。 専門家でさえも、これくらいのことしか言えないのか。 という嘆...
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『13歳からのサイエンス 理系の時代に必要な力をどうつけるか』

緑 慎也(ポプラ社, 2022) とてもわくわくしながら拝読しました。 どうして落ち葉は裏向きに落ちているのか? ピザの定理は、正N角形でも成り立つことを数学的に証明できるか? 蚊に刺されやすい人とそうでない人の違...
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『福島がそこにある』

ロシナンテ社・編著(解放出版社, 2022) 書店にいたとき、タイトルが目に飛び込んできて、 思わず手にとり、購入して、拝読しました。 反原発運動に、障害者差別のフィーリングがまぎれこんでいるのではないか、 とい...
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