2月に入って…

近藤誠司

1月が、光の速さで過ぎ去りました。

そして、2月も、あやうい。

卒論・修論指導にあけくれて、採点業務・試験監督業務に追われて、

この時期は、研究の「け」の字も見失ってしまいます。

なぜか、執筆の依頼も講演の依頼も講義の依頼も、

この時期に集中します。予定が重なり過ぎて、

must-doリストの更新作業が、マスト業務になっています。

ただし、それでも読書の時間は確保しましょう。

学生のみなさんも、時間の許す限り、

書籍と対話してみることをおすすめします。

1年間で、最低でも200~300冊くらいは読めるとよいですね。

忙しい人は100冊程度にとどめて、

そのかわりじっくり読み込むとよいでしょう。

スマホの画面を見ているだけでは、

思考は発散し、費消し、疲弊するだけでしょう。

そして、発想の源を自己の内に求めているだけでは

おそらくは深まりません。ぐるぐるとまわって、

もとの場所に居続けることになります。まわってさえ、いないかも。

かっこよく「不動の動」を決め込んでいるのであっても、

それでも書籍と対話することは

きっとプラスに働くと思います。

きっとね。

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