堤 未果・著(NHK出版, 2021)
この本を読んだ多くの人は、暗澹たる気持ちになることでしょう。
人類は、ずいぶん遠くまで来てしまった、、、
アンコントローラブルな、加速する情報社会。
p270に記されているとおり、問い続けるしかないのだろうと思います。
それにしても、このスピード。
もはや、アカデミズムで足場を固めている余裕なども
ないのかもしれない。
そう実感させるほどに、アカデミズムも濁流に巻き込まれて
思考の足場を失っていくようです。
はたして、人類は、22世紀を見通せるでしょうか。