総合危機管理学会第7回学術集会に参加してきました。
「危機管理による多様性と持続可能性 命を守る視点から危機管理を考える
―知の共有とCrisis Management―」が、共通テーマです。
わたしが登壇したのは、最終セッションです。
16:30―17:40 ⑤広報と危機管理
・中澤 幸介 (リスク対策ドットコム 主筆)
・福田 充(日本大学 教授)
・奈良 由美子(放送大学 教授)
・近藤 誠司(関西大学 教授)
ふだんとは異なる学会に参加すると
カラーもカルチャーも違って、いろいろ刺激を受けます。
今回は「知の共有」に関して、意外にも「知」とは何かという議論が「なかった」ことが
大変興味深く感じたところです。
また「命を守る」という観点からしても、
「命を守り切れなかったこと」=「死」に対する配視がほとんど「なかった」ことも
印象に残りました。
冷徹な「マネジメント」とは、つまりそういうことなのかもしれませんし、
真の「マネジメント」とは、決してそういうことではないのかもしれません。
学生のみなさんとも、より探究を進めていきたいと思います。
写真を、福田先生からいただきました。
ありがとうございます!