大澤真幸・著 NHK出版, 2021
ちょっと手にとるのが遅れました。
「未来のための終末論」にて、おおよその論点はおさえておりました。
大澤先生はいろいろな理路を通じて
資本主義を内破していくことができるというポテンシャルを
引き出していらっしゃいます。
問題なのは、思想的課題を課題だと認識していない人たちは
さいごのさいごまで、このようなロジックにふれることはない(関心を持つ機会さえない)、
ということかと思います。
2024年、巨大な闇にたじろぐことなく
さらに光明を見出していきましょう。