NHKスペシャル 初回放送日: 2024年1月4日
もちろん、興味深かったのですが、
やはり未来予測を行う場合、なにを与件givenとするのか、
その観点の据え方自体が、ひとつの内在的な限界になっていることが
気にはなりました。
イノベーションとは、
過去の蓄積をふまえて現在を起点に未来を描いて得られるわけではなく、
どちらかといえば、過去を断絶するくらいに「次元」をチェンジしてしまうことなのではないか。
提示された6つの未来予測のどれも魅力に満ち溢れているわけではないのに、
それなのに、乏しいシナリオを前提に語るしかないできないことが、
番組上の制約ですね。
もっと、異次元のふろしきを広げられる人こそが、
未来を切り開くクリエイターなのでは?