劇場に足を運ぶ余裕がないままに、結局、テレビで拝見しました。
わたしには、何を伝えたいか、が、痛いほどわかる作品でした。
だから、作品の途中からは、このアニメーションで、
より多くの人にたくさん伝わってほしい、という思いで、
はらはらしていました。
小説本もあるそうなので、どのくらい映画のシナリオで端折っていたのか、
その点はわかりませんが、わたしからすれば、設定のかかりむすびが、
わかりやす過ぎる気もしました。
(岩戸、すずめ、みみず、要石…)
しかし逆に言えば、わかりやすくしなければならない時代性があると、
監督が確信していたのだろうとも思いました。
だから、もっと伝わってほしい、と思います。