初回放送日:2024年4月27日 GTV
懐かしく拝見しました。
いま見ておもうことは、一大プロジェクトにかける姿勢に関して
個よりも組織、個よりも社会、個よりも国家ということが
ストレートに美徳として感じられた時代が確かにあったということです。
その本流・激流のなかで
「挑戦者」としてカウントされていない人々も大勢いたのだろうと想像します。
生き残った者たちが歴史を語る資格を持っていることを
当然であるものとして開き直るならば
この番組は、ひとつの成功だと思いますし、
もしそうでないならば(ノスタルジックに過去を回顧するのでないならば)、
アナザーストーリー(別のアングルからのヒストリー)こそが
同時に描かれて然るべきではないかと思います。