大澤真幸 thinking O ,2024 (左右社)
最終章の、封建制→資本制→封建制という観点は、
まさに、現況を言い当てる言葉でした。
人類的コモンズという提言も、納得です。
だれが、どのようにイニシアティブをとれば、その道行きに至るのか、
あまりにも不透明です。エンデの「遺産相続ゲーム」の構図に、
この世はすでに、いや、ずっとまえから嵌っている。
実直な闘争は、真の解放を生み出すのでしょうか。
大澤真幸 thinking O ,2024 (左右社)
最終章の、封建制→資本制→封建制という観点は、
まさに、現況を言い当てる言葉でした。
人類的コモンズという提言も、納得です。
だれが、どのようにイニシアティブをとれば、その道行きに至るのか、
あまりにも不透明です。エンデの「遺産相続ゲーム」の構図に、
この世はすでに、いや、ずっとまえから嵌っている。
実直な闘争は、真の解放を生み出すのでしょうか。