学生執筆:社会安全学部×京丹波町 活動報告会

京丹波プロジェクト

近藤ゼミ 若山愛未、松井百桃香


こんにちは!

近藤ゼミ4回生の

若山愛未と松井百桃香です。

2月25日、

京丹波町役場において

「関西大学社会安全学部×京丹波町 地域防災力向上プロジェクト活動報告会」

が行われました。

京丹波町・畠中町長をはじめ、

関西大学社会安全学部長・髙野一彦教授、

京丹波町CATV「安心ほっとライフ」でお世話になっている

園部消防署丹波出張所の皆様、

昨年度より防災授業プロジェクトを行っている蒲生野中学校長様、

卒業研究の質問紙調査にご協力いただいた蒲生野地区の皆様、

番組制作の放送でお世話になっている自主放送番組審議会の皆様

など、多くの方々にご参加いただきました。


この報告会において、

私(若山)は、自身の卒業研究である、

「京丹波町CATVにおける火の用心CMキャンペーンの効果分析

―持続的な取り組みによって生まれる”良いマンネリズム”―」

について発表させていただきました。

今回の研究で、

ここまで続けてきた取り組みによって

火の用心CMの高い定着率を生み

防火意識向上の一翼を担っていることが分かりました。

火の用心CMは来年、2026年で10年目を迎えます。

今後もCM本線の外側の取り組みを増やすなど、

工夫を施すことで関心を呼び覚まし、

10年目のキャンペーンも盛り上げていってほしいと思います!

(若山愛未)


そして私(松井)も、

昨年度より防災授業プロジェクトを行っている

蒲生野中学校での活動について報告させていただきました。

今年度は

非常食班、サイエンス班、校内安全点検班、

やってみた班、防災グッズ+動画制作班の

5つの班に分かれてそれぞれ活動を行いました。

その中で私は今年度1年間、

「防災グッズ+動画制作班」を担当させていただきました。

原則、中学生が作ってみたいと言ってくれた案をもとに

短時間で簡単に作れる防災グッズを採用し、

それらを紹介する動画を制作してきました。

最後にその動画は編集され、町の自主放送チャンネルでも

放送されました。


班の中学生たちは

いつも明るく楽しみながら、かつ真剣に活動してくれていました。

何に取り組もうか話し合った際には、

「みんなが使えるもの」や「京丹波町ならではのもの」を作りたい

という声が多く、非常に印象的でした。

中学生の京丹波愛とやさしさを垣間見ることができ、

私自身とても暖かい気持ちになりました。

今後も、

性別・年齢・傷害の有無などにかかわらず

みんなを包み込む防災を考えていってほしいと思いました。

(松井百桃香)


最後になりましたが

様々なプロジェクト活動に加え、

今年度は質問紙調査にもご協力いただきました

京丹波町の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました!

火の用心CMの撮影では、

ホッケーや蹴鞠、和知太鼓を体験させていただきました。

さらに質志鍾乳洞では、

ぼうさい体操の撮影もさせていただきました。

特に、京丹波町での活動をいつも側で支えて下さった京丹波町職員の皆様は、

いつも私たち学生を温かく迎え入れてくださり

多くのお力添えをいただきました。

皆様が、京丹波町や防災に対する熱い気持ちを持って

日々様々なコンテンツを制作されている姿に感銘を受け

私たちも防災に対する思いがより高まりました。

このように京丹波町の人と自然、文化などに触れるなかで

京丹波町が大好きになりました。


来年度は京丹波町と近藤ゼミが

取り組みを始めて10年目となります。

今後とも京丹波町の防災力向上に向けた取り組みを

後輩たちにつなぎ、進めて参りますので

引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願い致します。

2年間、本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

(若山愛未、松井百桃香)

【先輩から後輩への拍子木バトン】

【京丹波町役場庁舎】

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