こんにちは!
関西大学社会安全学部・近藤ゼミ4回生の三枝千夏です。
9月21日(日)、
島本町ふれあいセンターで開催された
「しまもと社協まつり」に、
私たち近藤ゼミも参加してきました!
私たちは昨年に続き、「折り紙だるま」のブースを出展しました。

「折り紙だるまプロジェクト」は、
2011年の東日本大震災をきっかけに生まれた取り組みです。
震災で長期避難を余儀なくされた
福島県双葉町のみなさんを支えようと、
双葉町と友好関係にあった京都府京丹波町、
そして近藤ゼミが協力して立ち上げました。
双葉町には「双葉だるま」という特産品があります。
また、だるまは「七転び八起き」で何度でも立ち上がる象徴でもあり、
復興の祈りを込めるのにふさわしい存在でした。
そこで、この双葉だるまを折り紙で表現し、
“復興への想い”をだるまのお腹に書いて
現地に届けたのがプロジェクトの原点になっています。
この活動は今もゼミの取り組みとして形を変えながら続いています。
今回の社協まつりでも、参加者の皆さんに折り紙だるまのお腹へ
さまざまな
願いや決意を書いていただきました。


カラフルで個性豊かな折り紙だるまがずらっと並び、
どれも素敵なメッセージばかりで、
折り紙だるまを通して自然と笑顔が広がり、
あたたかい雰囲気に包まれたのが印象的でした♪


もともと「折り紙だるま」は復興を願って始まった活動ですが、
現在は防災の決意に限らず、
健康長寿や多幸祈願のメッセージなど、
さまざまな願いを書いてもらっています。
そうした願いの根底には
「自分や大切な人を大事にしたい」という想いがあり、
その延長線上に防災の意識も結びついているのだと感じています。


折り紙だるまは、
「防災を“特別なこと”とせず、日常の願いごとと一緒に考える」という
きっかけを与えてくれるものだと思っています。
これからも色々な場所で
この「折り紙だるま」を展開し、
防災の輪を広げていこうと思っています!
最後になりましたが、
今回私たちをサポートしてくださった社会福祉協議会の皆さま、
関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
(三枝千夏)

