本と出合う

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『アメリカの高校生が学んでいる経済の教室』

デーヴィッド・A・メイヤー(著)、桜田直美(訳) SBクリエイティブ, 2022 タイトルのとおりの内容なのですが、 しかし、たっぷり充実した内容だと思います。 たとえば p253 に記述がありますが GDPは、ア...
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『世界滅亡国家史』

ギデオン・デフォー(著)、杉田 真(訳) サンマーク出版, 2022 なんともいかがわしくて、おもしろい本でした。 48か国の栄枯盛衰がまとめられていますが 一気に読み終えてしまいました。 絶滅のアングルからみた人...
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『会話を哲学する コミュニケーションとマニュピレーション』

三木那由他・著(光文社, 2022) コミュニケーションとは「約束事」をすること。 共同的コミットメントの解説書として、とても読みやすい一冊。 大変参考になりました。 差別的言動をマニュピレーションの水準で解釈する...
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『普通という異常 健常発達という病』

兼本浩祐・著(講談社, 2023) ニューロティピカル症候群というコンセプトに、 なるほど、ひざをたたきました。 意識、con-scio、共に知る、という語源の着眼も 参考になりました。 縦横無尽に様々な領域...
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『禁断の進化史 人類は本当に「賢い」のか』

更科 功・著(NHK出版, 2022) この領域は、常に情報を更新していかないと、 なかなか追いつかないですね。 コンパクトサイズで最新の学説の動向などを うかがい知ることができて、よかったです。 樹上生活に...
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『環境政策と責任保険 事後・事前的措置としての経済効果の定量分析』

桑名謹三・著(関西大学出版部, 2023) 桑名先生からご恵贈いただきました。 2週間ほどかけてゆっくり読みました。 被害者救済策としての環境汚染賠償責任保険の 強制付保化は正義論的見地からも有用である、というメッ...
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『ふたりはしんゆう がまくんとかえるくん ぜんぶのおはなし』

アーノルド・ローベル 作 / 三木 卓 (訳) (文化出版局, 2022) がまくんとかえるくんの、こころあたたまるシリーズ。 まえがきにあるとおり、こころある「せかいのほんとう」にふれることが できる作品です。 ...
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『顔のない遭難者たち 地中海に沈む移民・難民の「尊厳」』

クリスティーナ・カッターネオ著(晶文社, 2022) すばらしい著作に、勇気をいただきました。 「あの人たちの死」を「私達の死」として距離を縮めて悼む身構えに、 ただただ共感と賛同の意を表したいと思います。 ドイツ...
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『苦海浄土 わが水俣病』

石牟礼道子(講談社, 2004) いまから、30年ほどまえに、 原田正純先生の「水俣病」(岩波新書)を読んで 「専門家」とは何かを考えるようになりました。 大学時代に水俣を訪問し、天草諸島なども視察し、 この...
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『ゼロからの資本論』

斎藤幸平(NHK出版, 2023) さっそく読みました。 雪で遅延した電車のなかで読み終えました。 示唆に富んでいますね。良著だと感じました。 学生のみなさんにも、いちど読んでほしいと思いました。  P.21...
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