本と出合う

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『ざっくりわかる 8コマ哲学』

小川仁志・著(朝日新聞出版, 2022) ときおりこのような本を手にして、ざっくり目を通してしまいます。 ひとつひとつの思想に関しては、 もちろん読者の側が慎重に見極めていく必要がありますが 自分なりの「見取図」を...
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『隣人のあなた 「移民社会」日本でいま起きていること』

安田菜津紀(岩波書店, 2022) この領域に関して、自分自身はノーエフォートなのですが、 繰り返される問題(不条理)に対応できていないことに 危惧の念をいだいています。 票にはつながらないのでしょうけれども ...
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『培養肉とは何か?』

竹内晶治・日比野愛子(岩波書店, 2022) 岩波ブックレットNo.1072 培養肉に興味があって読んだわけではありませんでして、 人々は培養肉に興味があるのかどうかに興味があって、読みました。 この著作の後半のパートで...
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『最後の講義 これからの時代を生きるあなたへ』

上野千鶴子 (主婦の友社, 2022) 番組を見逃していたので、いちど読んでみたいと思っていました。 上野先生の思索の系譜が、すとんと腑に落ちました。 「安心して弱者になれる社会をつくりたい」という この書籍のサブ...
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『メタバースビジネス 覇権競争』

新 清士(NHK出版, 2022) こういうジャンルは、フレッシュなうちに キャッチアップしなければなりませんね。 しかしわたしは、のんびり追いかけている部類に入ります。 p.23で紹介されている、ザッカーバーグ氏...
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『一生つかえる! おまもりルールえほん ぼうさい』

山村武彦・監修(Gakken, 2022) イラストレーターのかたは、神戸のかたなんですね。 ハンディで、読みやすいと思いました。 すごろく風のチェックリストは、アイデアですね。 参考になります。 なお、p5...
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『「覚える」と「わかる」 知の仕組みとその可能性』

信原幸弘・著(筑摩書房, 2022) 筑摩プリマ―新書 コンパクトで読みやすかったです。 「1人称の世界」と「3人称の世界」、 「事実の生存負荷性」、「観察の理論負荷性」の箇所に、 フラグを立てました。 マイ...
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『ツイッターで学ぶ「正義の教室」』

坂爪真吾・著(晶文社, 2022) 「情報の解像度」のくだりが、だいじだなと思いました。 敵と友をわけるシュミット流の二分法もそうですが、 防災の分野に引き寄せて考えると、「災害時配慮者」などのカテゴリーに 留意し...
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『現代カタストロフ論 経済と生命の周期を解き明かす』

金子 勝・児玉龍彦・著 (岩波書店, 2022) Aが起きてBが起きてCが起きてというクロノロジーが AとBは相関している、BとCは相関している、AとCは相関している、 と言えるのか、さらにAとBは因果関係がある、BとC...
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『いちばん大切な食べものの話』

小泉武夫・井出留美(著) 筑摩書房, 2022 (ちくまQブックス) 読んでいると、「あー、学び直したいな」と何度も感じ入ってしまいました。 本の帯には「からだは食べものでできている」と書いてありますが、 本当にその通り...
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