本と出合う

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『天才たちの未来予測図』

高橋弘樹・編著(マガジンハウス, 2022) 成田悠輔氏・斎藤幸平氏・小島武仁氏・内田舞氏に対する インタビューをベースにした1冊です。 どれもが刺激的なトークです。 そしてこれをいかに「総合」するか、そこが至難で...
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『忘却にあらがう 平成から令和へ』

東 浩紀・著(朝日新聞社, 2022) 時評をまとめた好著。 最初のほうでは、読み進めていると、 これほどまでの知の巨人であってしても、 これほどまでに凡庸なことを言うしかないのかと、 ちょっとたじろいでしま...
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『デマ・陰謀論・カルト スマホ教という宗教』

物江 潤・著(新潮社 2022) いろいろな事例がとりあげられていて、参考になりました。 事件化した事例の「解釈」は、もうすこしデータを集めたうえで 自分なりにも「再解釈」したいと思います。 コロナ禍の“混乱情報”...
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『日々臆測』

ヨシタケシンスケ著(光村図書, 2022) あいかわらず、気持ちをほっこりさせてくださる、名人ですね。 こうして名人のわざにふれながら、今年1年のスタートを切りたいと思います。 (朝風呂に身を委ねているうちに、さいごまで...
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『おどろきのウクライナ』

橋爪大三郎・大澤真幸(著) 集英社, 2022 2022年のうちに読み納めておきたい1冊でした。 ロシアや中国といった、いわゆる「帝国」ないしは「権威主義的国家」のシステムを 21世紀に生きるわれわれは、しっかり学んでお...
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『人に寄り添う防災』

片田敏孝(集英社, 2020) 防災関係者は一読する必要がある、まさに好著です。 防災実践にかける熱い思いが伝わってきます。 どのチャプターを読んでも、強く首肯すること間違いありません。 ただし、平易なことばでやさ...
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『わからなさを生きる哲学』

岡山敬二 (亜紀書房, 2022) 哲学することの意義を考えるうえで、とても役立つ、 ハンディな1冊です。 個人的には、最終章あたり、ハイデガーの「本来的時間性」にふれた箇所が 重要であると感じました。 p2...
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『読書会という幸福』

向井和美 (岩波書店, 2022) この本を読むと、「あ~、読書会したいなあ」と 思わず嘆息してしまいます。 本と出会う「出会い方」として、読書会って、魅力的ですよね。 学生時代には、あんなに読み散らかして ...
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『言葉の展望台』

三木那由他 (講談社, 2022) 忙しく、目まぐるしいこの時代。 丁寧に丹念に言葉を紡ぎたい人にとって、 言葉に関してじっくりと思索するための材料を与えてくれるこの本は とてもよい「出会い」となるのではないかと思...
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『この世界の問い方 普遍的な正義と資本主義の行方』

大澤真幸 (朝日新聞出版, 2022) 本のタイトルのとおり、この世界をどう見たらよいのか、 どのような視点をもってして注視していけばよいのか、 根底を考える際に参照できる著作です。 「帝国」というものの本質、「権...
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