本と出合う 「天地海人 防災・減災えっせい辞典」 矢守克也・著, 2017 ナカニシヤ出版 再読しました。 防災をまなぶ高校生~学部生には、入門書として、ぜひ読んでおいてもらいたいと思います。 ただし、入門書だからといって、中身が軽いわけではありません。 ... 2024.11.07 本と出合う
本と出合う 「臨床哲学の知」(木村敏) 臨床としての精神病理学のために 言視舎, 2017 ビオスとゾーエーに関する、アガンベン批判は重要。 フロイトを批判したロマン・ロランの大洋意識も重要。 今回、再読して、ようやく木村敏哲学の神髄が腑に落ちてきまし... 2024.11.04 本と出合う
本と出合う 「異なる声に耳を澄ませる」 東京大学教養学部編 白水社, 2020 どのチャプターにも関心を持ちましたが、 今回は、ダンテ「神曲」を読む、に一票です。 さいごにこれを置いたことの意味、重み。 2024.11.04 本と出合う
本と出合う 「生権力の思想」 事件から読み解く現代社会の転換 (大澤真幸, 2013) 筑摩書房 再読しました。 「第三者の審級」のコンセプトから M事件やS事件を読解する論考。 実践的な含意をどのように引き出し、どのように還元するか。... 2024.10.26 本と出合う
本と出合う 『避難学』 「逃げる」ための人間科学(矢守克也, 2025) 東京大学出版会 ご恵贈いただき、まずはひととおり、拝読しました。 本質的なアングルが網羅されていると思います。 大学院の授業等でも参照してまいります。 ... 2024.10.17 本と出合う
本と出合う 「みんな」って誰? 災間と過疎をのびのび生きる 宮本匠(世界思想社, 2024) ご恵贈いただき、さっそく拝読しました。 これまでたくさん議論していたことが、 まさにのびのびと記され、まとめられていて、 すがすがしい気持ちにな... 2024.10.08 本と出合う
本と出合う 所有と歴史。 マルクスの所有の概念の内包。 ベンヤミンの歴史の概念の実質。 ようやく腑に落ちてきました。 もう20回以上は読んだでしょうか。 真木悠介『気流のなる音』 大澤真幸『<未来>との連帯は可能である。しかし... 2024.09.29 本と出合う
本と出合う 『疲労社会』 ビョンチョル・ハン 著 横山 陸(訳) 花伝社, 2021 主体が、欠乏のなかを延々と生き続けて、やがて燃え尽きる、 という見立ては、なるほどなと思いました。 「最終目標に到達したと意識されることは一度もな... 2024.09.09 本と出合う
本と出合う 『生きる意味』 上田紀行・著 岩波書店, 2005 20年もまえの著作なので、事例は古びていますが 20年もまえの著作なのに、大事なことは、いまでも通用します。 自己は関係性のなかにあること、など、 時が流れても本... 2024.09.07 本と出合う