こんにちは!
近藤ゼミ3回生の足立怜哉と穂積咲希です。
9月18日、19日に
和歌山県すさみ町見老津集落を訪問してきました。

見老津集落は地震が起きた際に
すぐに津波が襲来することが想定されており、
住民は高台に避難しなければなりません。
しかし、避難経路は坂道ばかりとなっています。


高齢者の方も多い町となっているため
避難するのも一苦労です。
そこで私たちは、電動車いすを使えば
簡単に避難することが出来るのではないかと考え、
現地で実際に実験してきました。

また、夜は避難所宿泊体験もおこないました。
さらに、地元の方と交流することを目的として、
秋祭りで行われる獅子舞いの練習風景を視察させていただきました。



以下参加メンバーからの感想になります!
足立怜哉です。
私は今回初めて和歌山県すさみ町見老津集落に訪問しました。
そして今回初めて津波被害が心配されている地域で
一泊してみました。あらかじめ先生から
見老津集落では5~6分で家の前まで津波が来るかもしれない
ということを聞いていたので、宿泊するときは
とてもドキドキしていました。
ですが、集落の皆さんは毎日
このドキドキの中生活していると考えると
本当にすごいと思いました。
同時に、災害について日々学んでいる私たちが
1人でも多くの人を救うために
これからも活動していく必要があるなと感じました。
訪問中に行った「電動車いすの避難経路確認」では、
実際にすさみ漁協見老津支所から
それぞれ避難先である高台に問題なく向かうことができるかを
調査しました。その結果、どの道も問題なく走行することが
出来ることがわかり安堵しました。
電動車いすの操作は、レバーを行きたい方向に倒すだけと
とてもシンプルな仕様になっていたので
高齢者の方でも問題なく操作することが出来ると思いました。
ただし、上りは問題なく行けたのですが、
下りの方は前輪が不安定で、すこし危険だということが分かりました。
後輪駆動なので、後ろ向き坂を下る必要があります。
今後は雨の日でも問題なく使えるのかなども調べていきたいと思います。
夜には、地域の秋祭りで行う獅子舞いの稽古を
見学させていただきました。
獅子舞いを映像でしか見たことがなかったので
初めて目の前で見て、太鼓や笛の音に合わせて
獅子が力強く踊る姿はとても迫力があり、感動しました。
練習の始めには「人が揃わないからあまり出来ない」と
おっしゃっていたのですが、
「せっかく大学生が来てくれているから」と言って
もう少し人を集め、たくさんの踊りを見せてくださいました。
地元の方の暖かさを感じたので
この恩を私たちも返していきたいと思いました。
一度は無くなりかけた伝統文化だそうですが
地元の方の「復活させたい」という気持ちから
もう一度やることにしたというお話を聞いて
ぜひこれからも続けていってほしいと思いました。
夜は集落内の生活改善センターに宿泊しました。
座布団を敷き、エマージェンシーブランケットを使い寝てみました。
私たちは問題なく寝ることができたのですが、
高齢の方が実際に寝ると考えると
これを避難生活で連日おこなうのはしんどいのではないかと思いました。
高齢化が進んでいる日本では、高齢者にも優しい避難所生活についても
今後考えていく必要があると思いました。
この2日間を通して、見老津集落のことをよく知ることもでき、
地域の方とも交流することもでき、とてもいい機会になりました。
また帰る際に地元の方とお会いし、
その際に「みんが来てくれることで力になる」と
嬉しい言葉をかけてくださったので、
これからも現地に実際に行き色々と学んでいきたいと思います。

穂積咲希です。
私も今回初めて、すさみ町の見老津集落を訪問しました!
2日間を通して、豊かな自然に触れ、まちの皆さんの暖かさを感じました。
電動車いす実験では、実際に港から小学校までを走行しました。
操作は簡単で、坂道やちょっとした段差も問題なく登れる
ということがわかりました。
津波避難の1つの手段として電動車いすが使用できるように、
雨で濡れた地面でのスリップの危険性なども
今後確かめていきたいと思います!
秋祭りの稽古も見学させていただきました!
笛や太鼓の音に合わせた獅子舞はとても迫力があり、
天狗を演じる子供たちの真剣な眼差しもとても印象的でした。
住民の方の一声で復活したお祭り、
これからも続けていきたいというみなさんの思いが、
今後も若い世代へと受け継がれていってほしいと思いました。
また就寝時には、エマージェンシーブランケットと
緩衝材であるプチプチを掛け布団がわりとし、
その効果を確かめました!
結果としては、冷房を21°Cに設定していたこともあり、
寒さで何度か目が覚めました。そのため、
寒さを調節できる毛布などが1枚あると安心だと思いました。
2日間を通じて、すさみ町について知るだけでなく、
短い時間でしたが、避難施設での生活も経験することができました。
現地に足を運ぶことによって学べることがたくさんあると
改めて実感しました。今後も現地での学びを大切に、
地域の方とともに防災に取り組んでいきたいと思います!
すさみ町の皆さんありがとうございました!
(足立怜哉・穂積咲希)

