学生執筆:真陽防災のつどい

校内防災放送プロジェクト

矢嶋爽花


1月13日に真陽小学校で行われた,

「真陽防災のつどい」を見学してきました.

真陽小学校では阪神・淡路大震災をまえにして

毎年この時期に行われます.

プログラムは4つあり,一限目は防災学習です.

クラスに分かれて教室で防災の授業が行われます,

学年によって内容が違い,一年生は歌を練習していました.

六年生はクロスロードをしていたのですが,

正直私でも難しかったです(笑)

【六年生クロスロードの様子】


そして二限目は追悼集会です.

校長先生が体験した震災のエピソードを聴くことができました.

29年前に起きた阪神・淡路大震災.

校長先生のお話は別の機会にもお聞きしたことがあるのですが,

本当にいつ聞いても驚くこと,学ぶことが多いです.

あらためて震災の恐ろしさを感じる時間になりました.

最後に黙とうを行い,生徒全員で歌う「しあわせはこべるように」を聴きました.

4年生が前に出て手話を披露し歌うのですが

大きな声で歌っている小学生の後ろ姿を見ていると

なんだか私が泣きそうになりました.(恥ずかしいので我慢しました)


三限目は体験訓練です.

一・二年生は煙体験訓練と避難体験,

三・四年生は土嚢体験,

五・六年生は段ボールベットとバケツリレーでした.

段ボールベットは私も以前作って体験したことがあるのですが,

作るのに時間がかかるイメージでした.

しかし小学生たちが作っていたのは,

すごく簡単に完成していて解体するのもスムーズで驚きました,

子供でも簡単に作れて戻すことができるのはいいですよね.

また,訓練中の小学生は元気で楽しそうで、ほっこりしました!

小学生パワー吸収完了です.

【三・四年生 土嚢体験の様子】


そして最後に避難訓練が行われました.

小学校からみんなで水笠通公園まで避難しました.

みんなで一緒に声を掛け合っている姿をみると,

実際に地震が起きたときにも焦らず,

避難訓練を思い出して行動することができるんじゃないかなと思いました.

真陽小学校から水笠通公園までは徒歩10分程で,

途中,信号や車の多い道などを通りますが

坂道などはあまりないので

小学生や高齢者の方も比較的歩きやすいと感じました.

公園に着き保護者の方と合流し,終了しました.

【津波避難訓練の様子】


約半日見学しましたが,

やはりこんなにも災害に備えて避難訓練を行う小学校は

めずらしいのではないかと思います.

すごく貴重な機会でしたし,

とても大事なことだと改めて感じました.

また,このつどいは

小学校の先生や生徒だけで行われたものではなく,

地域の方々や防災福祉コミュニティ,消防団の方々の

ご協力があってできたものだと思います.

地域全体で力を合わせて防災に取り組む…,

本当に大事なことですね.

最後になりますが,今回,地域の防災力をしっかり学ぶことができる

機会になりました.ありがとうございました!

引き続き「みんなのぼうさい」,頑張ります!

(矢嶋爽花)

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