本と出合う

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トランス・サイエンスの時代 科学技術を社会をつなぐ

小林傳司 NTT出版, 2007 もう、このジャンルの古典の域に達したかもしれませんが やはりだいじな1冊です。再読しましたが、 ときおり、いまでも(いまこそ)はっとするような1文が見つかり、 刺激になりま...
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夢よりも深い覚醒へ ―3.11後の哲学

大澤真幸 (岩波書店, 2011) 毎年1回は読んでいます。本がボロボロになってきました。 読めば読むほど、思考の鍛錬になる1冊です。 いま、わたしは単著の学術書、4冊目を執筆していますが、 この...
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『テロルの決算』

沢木耕太郎 文藝春秋, 1978=2008 1960年、社会党委員長の浅沼稲次郎氏を刺殺した、 山口二矢少年を描いたノンフィクション。 もうすこし正確に言えば、殺された氏と殺した少年(自死)、 ふたりの生を...
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世界はラテン語でできている

ラテン語さん・著 SBクリエイティブ, 2024 とても刺激を受けました。 ラテン語で会話できるくらいに、ラテン語になじむために、 ネットでサークルが出来ていたり、ニュースサイトがあったり、 そうした動きが...
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『サピエンス減少 縮減する未来の課題を探る』

原 俊彦・著 岩波書店, 2023 人口爆発のあとの、人口爆縮。 人類は、やがてアフリカの地に戻るような、 もしくは、絶滅に至るような道をたどるのでしょうか。 人口学から、様々な学問領域を俯瞰するア...
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『水害列島』

土屋信行 文藝春秋, 2019 おそまきながら、拝読しました。 まさに、「水害の申し子」なんですね。 エピソードもデータも、どれも参考になるものばかりでした。 大規模な都市計画を実現させることは いま...
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『ある行旅死亡人の物語』

武田 惇志・伊藤 亜衣 (著) 2022 毎日新聞出版 とてもおもしろかったです。 こうした取材の積み重ねによって、ヒューマンドラマを描き出した作品は もちろん、これまでのルポルタージュにもありました。 で...
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13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海

田中孝幸  東洋経済新報社, 2022 なるほど、うまい書き方ですね。 こどもたちに、いちど読んでもらおうと思います。 「海」の着眼は、あらためてこのように解きほぐすことが 大切だなと感じました。 ...
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『南海トラフ地震の真実』

小沢慧一・著 東京新聞, 2023 記事のほうで読んでいたのですが、 あらためて著書も拝読しました。 災害報道として、このような地に足がついた検証報道は、 もっとなされるべきですね。 科学と行政、確率...
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帝国的ナショナリズム 日本とアメリカの変容

大澤真幸・著 青土社, 2004 何度目かの読了である。 とりあげられているトピックは、古びれてしまった感じがするが、 やはり、コンセプトは陳腐化していない。 今回は、「集団的否認」に着目して読んだのだが、...
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