『デジタル空間とどう向き合うか 情報的健康の実現をめざして』

本と出合う

鳥海不二夫・山本龍彦・著 (日経BP, 2022)

インフォメーション・ヘルスを考えるというアプローチ、

とても参考になります。これは、再読の価値のある1冊です。

もちろん、社会的なダイナミズムのなかで

情報空間の問題をとらえようとしていますので、

個々人のヘルスというアナロジーがフィットするのか、

マルクス・ガブリエルなどが言うように

交通ルールのようなアナロジーがフィットするのか、

もうすこし見極めていく必要があるでしょう。

いずれにしても、学びがいのある、

タイムリーな良著です。

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