『荒地の家族』

本と出合う

佐藤厚志 (新潮社, 2023)


最近ばたばたしていて、ゆっくり本を読む時間がありませんでしたが

ようやく、芥川賞受賞作を読むことができました。

宮城県仙台市在住の書店員作家が書いた、という著作です。


「津波」という言葉の使用を避けてながら、あの災害がこころに残した爪痕を

繊細に書き記した作品になっていると思います。

わたしが興味があるのは、どう書かれたか、よりも、どう読まれた、です。

ぜひ、仙台平野の沿岸部にお住いのかたに

感想をうかがってみたいと思います。

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