令和6年能登半島地震

近藤誠司

被災されたみなさまに、こころよりお見舞い申し上げます。

そして、まだ、救助・消火活動が続いています。

ひとりでも多くの人が救出されることを祈っています。


後続の地震や津波に対して、

また、天候の悪化や寒さに対して、

まだ油断がなりません。

苦しい時が続きますが、どうか、こころを強くもってください。

多くの人が、いまも被災地に心を寄せています。


「第1波が到達」という表現が、

今回は、あまりフィットしていなかったかもしれません。

(とっくに到達していた箇所と、そうでもなかった箇所と…)

「海面変動が観測され始めた」でよいのではないか。

後続の地震による津波が加わると、

どの地震のどの津波なのか、どれに対する「第1波」なのかは、

沿岸にいる住民からすれば、あまり重要ではないからです。


迅速な津波避難が求められる事態でしたが、

一方で、救助や消火も求められる事態でした。

すべからく避難、内陸にいる元気な人もみんな避難というモードで良かったのか。

「警戒」と「助け合い」のバランスをイメージしあえるような

情報共有のしかたが求められるのではないかと思います。


落ち着いたら、さらに洞察をおこないましょう。

まずは、救援です!

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