学生執筆:近藤ゼミの117(震災29年)

117プロジェクト

こんにちは!

近藤ゼミ3回生の清水一花と松井百桃香です。

私たちの「1月17日」について報告します。

まず、朝いちばんに、

兵庫県尼崎市にある「みんなのあま咲き放送局」のスタジオにお邪魔し、

生放送に出演させていただきました!


私たちは、普段は「あま咲き防災ラボ」というプロジェクトで

月に一度、ゼミ室で収録して編集した防災トークコーナーを、

毎週金曜日の朝に放送していただいているのですが、

今回は「生放送に出演する」という、初めての試みでした。

生放送では

「おは咲き~!(おはようございます)」という掛け声から始まり、

学部の紹介、近藤ゼミの紹介、ゼミで行っているプロジェクトの紹介

などをしました。


さらにこの日は1月17日、

つまり、阪神・淡路大震災の発災から29年という日でしたので

神戸市出身の学生が、被災者の両親から聞いた震災の恐ろしさについて話しました。

こうしてゼミのメンバーとラジオの生放送に出演し、

当たり前の毎日を送ることができていることについて

あらためて「幸せ」を感じました。


30分間の放送を終えると、私たちは

SKHプロジェクト(校内防災放送プロジェクト)を行っている、

神戸市長田区の真陽小学校へ向かいました。

記念すべき放送シリーズ第300回目の立ち会いをして、

午後には、放送委員会にも参加しました。


その後、三ノ宮東遊園地へ行き

竹灯篭・紙灯篭のローソクに灯りを灯し

17時46分に黙祷を捧げました。

今年の追悼の灯篭文字は「ともに」。

この言葉は、実行委員会が公募をもとに決定します。

今年は元日に発生した、令和6年能登半島地震を受け、

被災地に寄り添う意味の言葉が多く寄せられたそうです。

「ともに」は、「1人ではない」「ともに助け合おう」

という思いを込めた言葉です。


私たちは今回初めて、

「阪神淡路大震災1.17のつどい」を訪れました。

想像以上に多くの追悼者、メディアの方々が来ていて

特に、中高生や小さい子どもを連れた親子など、若い人が来ていたことに驚きました。

東遊園地の地下、「瞑想空間」の中にある「慰霊と復興のモニュメント」

に刻まれた名前の前で、小学生くらいの子どもを連れたお母さんが、

「これお母さんのお友達なんだよ。」と子どもたちに伝えていたのが

とても印象に残っています。

私たちも含め、阪神・淡路大震災を経験していない世代が増えていく中で

幅広い世代の人々が「1.17のつどい」を訪れ、

震災について深く考える機会になるといいなと感じました。


1月17日の「あま咲き放送局」生放送は

YouTubeでアーカイブ配信されています!

↑こちらからぜひご覧ください!

(1時間04分35秒くらいからです)

(清水一花、松井百桃香)

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