廃炉への道2024 瀬戸際の計画 未来はどこに

番組と出会う

NHKスペシャル 初回放送日: 2024年3月16日


番組の途中で登場する若き研究者に期待したい。

いま、わたしが大学生だったら、まちがいなく原子力工学を専攻したい。

現実を都合よく解釈した「計画」という名の虚構よりも、

目の前にある脅威をコントロールする「技術」の開発に叡智を結集させたい。

社会の事情なんて、原子力の脅威は、勘案などしてくれやしないのだから。

あれからもう13年も経ってしまった。

もっとあせってもよいし、もっと注力しなければならないと思う。

(番組サイトより)

世界最悪レベルの事故から13年となる東京電力福島第一原発。

廃炉の本丸・核燃料デブリの取り出しは進まず、

最長40年で完了するという廃炉のロードマップは瀬戸際の状況だ。

廃炉の進捗を気にかけながら暮らす住民からは

自分たちにも方針決定の議論に関わらせてほしいという声も上がる。

進むべき道を誰がどう決めるのか。世代を越えた課題に社会全体でどう向き合うのか。

不透明さを増す廃炉への道の現在地と未来図を見つめる。

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