2023-04

本と出合う

『夜明け前(が一番暗い)』

内田 樹・著 朝日新聞社, 2023 いろいろ感想があるのですが、 さいごの「あとがき」に、ひとこと。 気付いてみれば、日本が世界でナンバーワンになっていることって、 やはりたくさんあるように感じます。 ...
本と出合う

『あしたのことば』

森 絵都・作、小峰書店, 2020 ことばをモチーフにした、短編集です。 ことばに傷つけられることが、しばしばあります。 しばらくは、そのことばに縛られてしまう。 しかたないので、ある程度は受け止めてから、...
近藤誠司

こころの防災情報学シリーズ、執筆中!

災害報道、防災教育に続く、 シリーズ第三作の執筆作業を進めています。 テーマは、コロナ禍の社会情報。 きょうは、まえがきと序章を完成させました。 ふと気づくと、あとがきも書き下ろしていました。 思えば...
本と出合う

『沙羅の風』

松 弥龍・作、三上 唯・絵 国土社, 2023 児童文学です。 母と娘の、隔絶。そして、あらたなる次元の愛。 鳥取砂丘という舞台の広がりと狭まり。 そして、広がる海原と広がる空。 沙羅の鼓動を感じてみ...
本と出合う

『命のスケッチブック』

語り・中谷加代、構成・文・小手鞠るい 静山社, 2022 親の立場で読みましたが、身につまされる内容でした。 犯罪被害・犯罪加害について、 我が身に引き寄せて考える機会が少ない社会において この問題は、ずっ...
近藤誠司

大学院ゼミ!

新しいメンバーも加わって、 修士課程のゼミナールがスタートしました。 大学院に興味のある学部生も参加しています。 第1回は、「情報空間」を調査・分析していく際には、 多様なアプローチをミックスする必要がある...
ゼミのお知らせ

学部ゼミナール、春学期スタート!

定時ゼミ、春学期がスタートしました。 第1回は、オリエンテーション&自己紹介でした。 第2回は、自己紹介プレゼン大会。 第3回は、ワンコインチャレンジ(詳細は後日紹介)です。 すこしずつアクセルを踏み込んでいきます...
本と出合う

『自己正当化という病』

片田珠美・著 祥伝社, 2023 いくつかの概念が心に留まりました。 「暗点化」=scotomisationという「否認」のありかたに関しては ラカンが論じているようですが、現代社会の病理を描くときに 参考...
本と出合う

『無情の神が舞い降りる』

志賀泉・著 筑摩書房, 2017 再読しながら、また胸をあつくしていました。 2017年に出版されていたんですねえ。 「人が町を記憶しているように、町が人を記憶している。」 このフレーズに込められた...
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『一杯のおいしい紅茶』

ジョージ・オーウェル 著、小野寺 健(翻訳) 中央公論新社, 2020 『動物農場』ウクライナ語版に対する「序文」があったので つい手にとって完読してしまいました。 オーウェルが、これほどまでに生活に関する文章を...
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