『世界の大災害』

本と出合う

金子史朗・著 中央公論社, 1988


すこし古い本ですが、再読しました。

桜島の大正噴火災害の記述の確認と、

そして、モン・ペレー噴火災害の記述の確認です。


しかし、p303「広い視野のなかで」という一節に

あらためて感銘を受けました。

ミクロな現象に目を遣り過ぎていると、

より大きな、もしくはより深層の現象を見逃してしまう。

これは、自然現象だけでなく、特に社会現象においてこそ、

もしくは、それらが交絡している局面においてこそ、

こころに留めなければならないことであると思います。

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