学生執筆:福島訪問記

福島プロジェクト

こんにちは!

近藤ゼミ3回生の足立楓奈、井尻優香です。

私たちは11月24日に、

福島県の白河市にある丘の上幼稚園、

西郷村にある羽太小学校に訪問してきました!

私たちにとっては

福島県2回目の訪問です!

季節は変わって気温が寒くなり、紅葉が綺麗でした。


午前中は丘の上幼稚園で

「ぼうさい体操 地震編」を行う班と

羽太小学校で特別防災交流授業を行う班に分かれました。


丘の上幼稚園では、

園児たちと楽しく「ぼうさい体操」に取り組みました。

また、園長先生のご厚意で、園が所有する

ヤッホーマウンテン(裏山)を散策させていただきました。

園長先生ありがとうございました!


羽太小学校では、

2、3時間目に全体授業で

「防災宣言を考えよう」というテーマで

「ぼうさいCREDO」を児童と作成しました。

「CREDO」というのは、

ラテン語で「信条」や「約束」という意味を表しています。

「ぼうさいCREDO」は、

「防災に関して自分なりの約束をすること、決意を述べること」です。

全体授業は縦割り班で行い、

「災害が起きた時にはどうすればいいか」、

「何か家で災害のために備えをしているか」という質問を

児童に投げかけて授業を進めていきました。

基本的には大学生がサポートしていたのですが、

書き終えた高学年の子たちが低学年の子たちをサポートしている様子も見られて、

お互いを気にかけ、助け合っている羽太小学校は

素敵だなと感じました。


また、親しくなった生徒が

用紙の隅に私の似顔絵を書いてくれた時は

本当に嬉しかったです!!!!(井尻)

4時間目は

1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生の3班に分かれて、

授業を行いました。


1年生と2年生は、

「ぼうさい体操(土砂災害編)」に取り組みました。

土砂災害編は、少し振り付けが複雑なので

覚えにくいかなと思っていたのですが、

短時間で歌詞も振り付けも覚えていて驚きました。

授業が終わってからも「もう1回踊る」と言って

たくさん踊ってくれて嬉しかったです。


3年生と4年生は、

「交流」を目的に一緒に体育の授業を受けました。

手つなぎ鬼ごっこや、人間知恵の輪、ドッジボールをしました。

大学生は久しぶりの体育だったので疲労はありましたが、

この授業をきっかけに児童との仲がさらに深まったのでよかったです。


5年生と6年生は、

2、3時間目に作成した「ぼうさいCREDO」のPV制作をしました。

カメラの前で自分の考えを述べるということは、

大学生の私たちであっても緊張しますが、

児童たちハキハキと防災宣言をしていました。

児童が考えてくれた素敵な防災宣言を、

動画に残すことができてよかったです。


授業後の、給食、掃除、お昼休みの時間でも

児童とたくさん交流しました。

お昼休みでは、学年関係なくみんなで鬼ごっこをしたり、

サッカーをしたりしました。

少し雨が降っていたのですがそんなことは気にせず、

元気いっぱい楽しんで遊んでいて、

私たち大学生も元気をもらえました。


今回福島県に訪問し、

「ぼうさいCREDO」や「ぼうさい体操」など

防災にまつわる取り組みをしてみて、

幼稚園や小学校に通っている子たちにも

防災を身近なものにしてほしいと改めて感じました。

災害を経験していない人からすると、

どこか他人事に感じてしまうと思いますが、

いつ自分が災害にあうかわからないからこそ、

「ぼうさいCREDO」で宣言したことを実行したり、

「ぼうさい体操」の歌詞を思い出したりして、

自分事として捉えてもらいたいと思いました。


次回の訪問予定は3月11日になります。

東日本大震災が起きて13年。

私たちにとっても、福島県に住んでいる人にとっても

改めて、自分事として震災や防災について考えるきっかけになればと考えています。

足立楓奈、井尻優香

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