『ある行旅死亡人の物語』

武田 惇志・伊藤 亜衣 (著)　2022　毎日新聞出版

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とてもおもしろかったです。

こうした取材の積み重ねによって、ヒューマンドラマを描き出した作品は

もちろん、これまでのルポルタージュにもありました。

ですがそれでも、見えてくる時代や社会の位相は異なります。

多くのジャーナリストに「たくみに」「たくらみ」続けてほしいと思います。

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ただしこの作品、ある領域の深層を、意図的にオミットしたように読めました。

簡単にはオモテに出せない事実もあるのでしょうね。