『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版』

本と出合う

吉川浩満・著(筑摩書房, 2022)

500頁におよぶ大著ですが、一気に読むことが出来ました。

本編が知的刺激を喚起して下さることは間違いありませんので

備忘録は、大澤真幸さんの「あとがき」に関して。

p506~ 「知ることに伴う本来の喜び」と「ためらい」、

この2点に、深く共感しました。

わたしは、「どきどき」と「わくわく」と「もやもや」という言葉で

説明しています。(知的緊張感という3点目が追加される)

見田先生の、知は越境する、を思い起こしていました。

大学という組織の「日常」に押し流されることなく、

これからもたっぷり学びたいと思います。

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