福島訪問記 4 of 6

福島プロジェクト

こんにちは

近藤ゼミの濱口大暉です。

3月10-12日で福島県西郷村に訪問させていただきました。

個人的には2度目の訪問で、

今回は内陸で起きた災害について焦点を当てて学習してまいりました。


その中で私は

東日本大震災の際に決壊し、

150万トンもの水が流出した「藤沼湖(藤沼ダム)」を

視察させていただいた時のことを書かせていただきます。


まず、実際に決壊した場所である藤沼ダムに足を運んだ際、

決壊して大量の水が一気に流れたことで

木や土砂が流されたことでむき出しとなった山肌を見たときに

心の底からこの災害の恐ろしさを感じました。 

その後に、甚大な被害を受けた下流を見学させていただきました。

その場所では当時の写真とともに、

その場所で起きていたことのお話を聞くという

貴重な経験をさせていただきました。

そのお話の中で、

「昔に川の形をコンクリートで変えていたが、

150万トンの水が流れたことで昔の川の形に添って水が流れていった」

ということを聞き、災害というのはその場所ごとの

地形というものに強く影響を受け、自然と人間社会というものは

切っても切れないもので、密接に関わってくるものだと

よりリアルに感じました。


今回の訪問では

自ら現地に足を運ぶことの重要性をより強く感じました。

訪れた場所ごとで想定もしていなかったお話を聞かせていただくことができ、

ゼミ生同士で話し合う中で

印象に残ったことや、見ていた場所の違いなどがあり

新鮮な感覚を得ることができました。

そして関西大学校友会福島支部の松永さんや

西郷村の議員の大竹さんには

様々な場所に連れて行っていただき、

3日間大変お世話になりました。

このようなフィールドワークをさせていただき心から感謝しております。

これで終わりにすることなく、

今回の活動で学んだことをこれから先の活動を通して

返していきたいと考えております。

ありがとうございました!!

(濱口大暉)

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