近藤ゼミ3回生の篠原大知です。
3月10日から12日の3日間、
福島県西郷村・白河市・須賀川市を訪問し、
東日本大震災を経験された方々へのインタビューや、
地元の方々との交流会を行いました。
震災について語る人々の言葉は確かな重みを持っており、
12年の月日を経てもなお、
震災の傷跡が人々の心へ深く残っていることを実感致しました。
さて、当ブログでは3日間の最終日に行った、
「大内宿(おおうちじゅく)」の訪問について書かせて頂きます。
「大内宿」とは、国選定重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている、
江戸時代の茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ場所です。
車で「大内宿」へ近づくに従い、
これまで見られなかった雪景色が現れ、
非常に興奮したことを覚えています。
【大内宿駐車場にて】
「大内宿」は、東日本大震災前は
年間で100万人を超える観光客が訪れていましたが、
現在は80万人前後にとどまっているそうです。
震災による原発事故が影響し、
外国人観光客が減少したことが一因だと考えられています。
震災の爪痕の「根深さ」を感じました。
震災について思いを馳せる一方、
私は大内宿に不思議な「風情」を感じました。
古風な建物が周りの雪景色と合わさることで、
昔話に出てくるような雰囲気を味わえました。
【高台での集合写真】
今回は食べることが出来ませんでしたが、
ねぎを箸のように用いてそばを食べる「ねぎそば」や、
たくさんの屋台も楽しめます。
【名物のねぎそばを販売する店舗】
ぜひ、皆さんも福島県を訪れる際には「大内宿」へ立ち寄ってみて欲しいです。
とても楽しいと思います。
最後になりましたが、
今回の活動の参加にあたり、お世話になった皆様、
本当にありがとうございました。
篠原大知