福島訪問記 5 of 6

福島プロジェクト

近藤ゼミ3回生の篠原大知です。

3月10日から12日の3日間、

福島県西郷村・白河市・須賀川市を訪問し、

東日本大震災を経験された方々へのインタビューや、

地元の方々との交流会を行いました。

震災について語る人々の言葉は確かな重みを持っており、

12年の月日を経てもなお、

震災の傷跡が人々の心へ深く残っていることを実感致しました。


さて、当ブログでは3日間の最終日に行った、

「大内宿(おおうちじゅく)」の訪問について書かせて頂きます。

「大内宿」とは、国選定重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている、

江戸時代の茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ場所です。

車で「大内宿」へ近づくに従い、

これまで見られなかった雪景色が現れ、

非常に興奮したことを覚えています。

【大内宿駐車場にて】


「大内宿」は、東日本大震災前は

年間で100万人を超える観光客が訪れていましたが、

現在は80万人前後にとどまっているそうです。

震災による原発事故が影響し、

外国人観光客が減少したことが一因だと考えられています。

震災の爪痕の「根深さ」を感じました。

震災について思いを馳せる一方、

私は大内宿に不思議な「風情」を感じました。

古風な建物が周りの雪景色と合わさることで、

昔話に出てくるような雰囲気を味わえました。

【高台での集合写真】

今回は食べることが出来ませんでしたが、

ねぎを箸のように用いてそばを食べる「ねぎそば」や、

たくさんの屋台も楽しめます。

【名物のねぎそばを販売する店舗】


ぜひ、皆さんも福島県を訪れる際には「大内宿」へ立ち寄ってみて欲しいです。

とても楽しいと思います。

最後になりましたが、

今回の活動の参加にあたり、お世話になった皆様、

本当にありがとうございました。

篠原大知

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