『聞き歩き福島ノート 福島のこれからを読もう』

本と出合う

物江 潤・著 近未来社, 2014


東日本大震災3年の頃に発刊された書籍です。

きわめて冷静に編まれていると感じました。

いわき市や郡山市の状況など、そして、原発避難者とそれ以外の人や、

原発被害者と津波被害者など、福島で起きている「分断」の断片を

垣間見ることが出来ました。


そうせざるをえない「状況」が歴史的に形づくられてきたこと、

これからその「状況」をつくりかえていくことの難しさなどを

まずはその実態を受け止める必要があると感じました。

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