『パンデミック以後 米中激突と日本の最終選択』

本と出合う

エマニュエル・トッド 朝日新聞出版, 2021


トランプ政権に対する評価、

中国の習近平体制、EUにおけるドイツの位置づけなど

これまでと同じように、きわめてシャープなアングルから

見解を述べられている。


そしてこの著書では、

「能動的な連帯」というコンセプトが生まれている。

対自化された連帯、選択しなおした連帯と呼べばよいだろうか。

このコンセプトが、今後、トッド氏のなかで

どのくらい深みを帯びていくのか注視していきたい。

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