高橋弘樹・編著(マガジンハウス, 2022)
成田悠輔氏・斎藤幸平氏・小島武仁氏・内田舞氏に対する
インタビューをベースにした1冊です。
どれもが刺激的なトークです。
そしてこれをいかに「総合」するか、そこが至難ですね。
マッチング理論で、何と何をマッチングすればよいのかを
どのようにして決めるか(イシューのマッチングという高度な問題)、
地球環境問題にアプローチする場合に
「挑戦」という営みは、ハーモニックな方向だけに進むのか、
単なる成長主義・進歩主義の焼き直しになるのか。
判断をアルゴリズムに委ねたほうがグラスボックスになるのか、
それとも結局、あらたなブラックボックスを生み出すことになるのか。
たくさんの論点をいただきました。