『現代カタストロフ論 経済と生命の周期を解き明かす』

本と出合う

金子 勝・児玉龍彦・著 (岩波書店, 2022)

Aが起きてBが起きてCが起きてというクロノロジーが

AとBは相関している、BとCは相関している、AとCは相関している、

と言えるのか、さらにAとBは因果関係がある、BとCは因果関係がある、

AとCにも因果関係があると言い切れるのか、そのあたりが、

読んでいて戸惑うところでした。

最終章の提言として、「地域分散」に着目されていることには首肯します。

具体的な成功事例を集めていきたいですね。

そのためには、もっと「地域」に分け入っていく必要もあろうかと思いました。

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