本と出合う

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『南海トラフ地震の真実』

小沢慧一・著 東京新聞, 2023 記事のほうで読んでいたのですが、 あらためて著書も拝読しました。 災害報道として、このような地に足がついた検証報道は、 もっとなされるべきですね。 科学と行政、確率...
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帝国的ナショナリズム 日本とアメリカの変容

大澤真幸・著 青土社, 2004 何度目かの読了である。 とりあげられているトピックは、古びれてしまった感じがするが、 やはり、コンセプトは陳腐化していない。 今回は、「集団的否認」に着目して読んだのだが、...
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『時間の比較社会学』

真木悠介・著 岩波書店, 2003 年に1回は読むことで、学問探求に対して、 背筋をのばす思いをあらたにするようにしています。 知の領域、その限界。 今回は、ルソーの読解に関して 膝を打ちまし...
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『さよなら私』

みうらじゅん 講談社 タイトルと著者名を見るだけで、書いてある内容が想像できてしまう。 私=「我」を捨てることで、見えてくることがたくさんあります。 「私」という字は、もともと私有地を区画する象形文字。 枠...
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『人間の経済』宇沢弘文

新潮社, 2017 本棚を整理していたら、読みかけになっていることを発見。 さっそく、さいごまで読み切りました。 石橋湛山の経済学には、とても興味がわきました。 また、トリビアルなことですが p.4...
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『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』

谷川嘉浩・著  ディスカバートゥエンティワン, 2022 最初のほうを読んで、しばらくツンドク状態になっていたのですが 意を決して、一気に読み終えました。良著です。学生にもぜひ読んでほしいと思いました。 ハンナ・...
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安全とリスクの心理学

土田昭司・編著 (培風館) わたしも第6章を執筆していますので 自著の再読です。 どうやら重版されないようですので、ちょっと残念です。 ハンディな1冊で、とてもコンパクトに当該領域のツボをおさえています。 ...
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『新版アフォーダンス』

佐々木正人・著 岩波書店, 2015 ギブソンに関してはここで説明するまでもないだろう。 骨太の体系をたどるには、本書が最適である。 ところでこの本には、旧版の「あとがき」が再掲されていて、 勇気づけられる...
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『無意識の構造』(河合隼雄・著)

本棚を整理しているうちに、手にとってしまい、 なつかしくなって、一気に再読してしまいました。 こころの全体性・相補性という着眼は、いまの時代にあっても ますます重要になってきていると思います。 事象全体の「相」を観...
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『Web3とは何か NFT、ブロックチェーン、メタバース』

岡嶋裕史・著 光文社, 2022 いろいろ勉強に為しましたが、 中央集権のシステムと分散型のシステムの 双方の光と影を考察することができた点が収穫でした。 コミュニティサイズ、 そしてコスト・...
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